事例で解説!審査が通りやすい住宅ローン

2022年06月01日

220601 ブログアイキャッチ

 

住宅ローンを利用して住宅購入を考えている方は、どこの金融機関だと好条件で借りられそうか気になりませんか?

 

好条件で借りられる金融機関を探すためには、大まかな金融機関の特徴と審査の出し方を知ることが重要です。

 

そこで、借りる方の状況にあわせておすすめの金融機関と、好条件で借りるために注意するポイントについてお伝えします。金融機関の傾向と審査に対する対策を知ることで、スムーズに事前審査に通過することができるので参考にしてみてください。

 

 

ケース1:個人や勤務先で取引があるなら地銀・信金がおすすめ

 

220601 ブログ

 

住宅ローンを借りる方自身で口座を開設していたり、勤務先で付き合いがある地方銀行や信用金庫であれば、好条件で融資が受けられる可能性があります。

 

都市銀行やネット銀行と比べると、申込書に書かれた内容だけでなく、個人の事情も勘案して総合的に判断してもらえることがあります。

 

また、窓口で直接相談できるため、良い条件で審査が通るように尽力してくれる担当者を見つけるのも一つの方法です。

 

 

ケース2:大企業の社員・公務員の方は都銀という選択肢もあり

 

220601 ブログ

 

大企業の社員や公務員の方は、金融機関から安定して長く勤められる人だと評価されるため、どこの金融機関でも好条件で借りられる傾向があります。

 

その中でも特に検討していただきたいのは都市銀行です。都市銀行は比較的金利が低いこと・知名度があり安心感があること・口座を持っている方が多いことから人気ですが、じつは審査が厳しい傾向があり、結果として利用できない方もいます。

 

大企業の社員や公務員の方はプラスに評価されやすいため、その他の方と比べると相対的に「都銀を選べる人」になります。いくつかの金融機関で審査結果を比較したい場合は、都銀も視野に入れてみるとよいでしょう。

 

 

ケース3:自営業(個人事業主)の方は、JA・フラット35がおすすめ

 

220601 ブログ

 

自営業の方は勤務形態が不安定とみなされることが多く、一般的な銀行では審査が通りにくい傾向があります。

 

その中でも比較的通過しやすいのはJAバンクやフラット35です。

JAバンクは農業協同組合系の金融機関ですが、農業に従事されていない方でも利用することができます。

 

全国に店舗があるため、返済中に何かあった際には窓口で相談したいという方には特におすすめです。

 

フラット35は国の政策金融機関である「住宅支援機構」と各金融機関が提携する住宅ローンで、借入時の金利から変わらずずっと固定金利である点が人気です。審査では借りる方の勤務先などの条件よりも購入物件の条件を評価される傾向があるため、審査条件を満たしている物件であれば自営業の方でも通りやすいです。

 

物件の審査条件は、新築や中古、戸建てやマンションといった物件種別によって変わりますが、中古で旧耐震基準(1981年5月31日までに適応されていた基準)の物件の場合は「耐震基準適合証明書」等がないと融資を受けられません。フラット35を利用して中古物件を購入したい方は、不動産会社の担当者とよく相談したうえで物件を選ぶとよいでしょう。

 

 

ケース4:持病がある方の最後の砦、フラット35

 

220601 ブログ

 

ほとんどの金融機関では、住宅ローンの利用において「団体信用生命保険」(以下「団信」)の加入を必須としています。団信に加入すると、住宅ローンの返済期間中で債務者に万が一のことがあった際には保険会社が住宅ローンの残高を支払うこととなるため、残された家族は返済義務を負うことなく住まいに住み続けられます。

 

団信申込時には健康状態を告知する義務があり、告知内容によって加入できるかどうかが審査されます。持病がある方などは団信に加入できない可能性もあり、そうなると住宅ローンも利用できません。この場合はより加入しやすい「ワイド団信」に申し込むことが一般的ですが、団信加入が任意であるフラット35を選ぶ方法もあります。

 

団信に加入せずフラット35を利用すると、債務者に万が一のことがあった際には相続人が住宅ローンの返済義務を負うことになります。残された家族が返済できるように、民間の保険を使って返済額を確保するなどの工夫をして資金計画を立てることが必要になります。

 

 

好条件で借りたいなら個人で事前審査を出すのは危険!

 

220601 ブログ

 

現在、住宅ローンの事前審査はウェブ上でも簡単に申し込むことができますが、近々住宅購入を検討している方は、個人で審査を申し込むことはおすすめしません。なぜなら、申し込んだ金融機関と住宅ローンの保証会社には、申し込んだ履歴がしばらく残るからです。

 

ある金融機関で事前審査が通過しなかった場合、同じ保証会社を利用している金融機関に申し込んでも原則結果は同じになります。金融機関の選択肢を狭めないためには、最初から審査に通過するように、申込先や申し込む内容を考慮することが重要です。

 

金融機関がどの保証会社を利用しているかは金融機関のウェブサイト上で確認できることもありますが、一般の方が調べるのは少々ハードルが高いものです。ここは様々なお客様のお手伝いをしている不動産会社の担当者を頼っていただき、一緒に審査を進めていくことをおすすめします。

 

 

まとめ

 

以上4つのケースでおすすめの金融機関をご紹介したように、住宅ローンを借りる方のご状況によって審査が通りやすい金融機関は大きく異なります。

 

少しでも好条件で住宅ローンを利用するためには、自分に合った金融機関を選ぶことと、提出内容を精査して申し込むことが重要です。そのためには、日頃からお客様の住宅ローンのサポートを行い、金融機関とのやり取りを行っている不動産会社の担当者と相談しながら進めていくことがベストな方法です。

 

イーコンセプトでは、JAバンクやフラット35、ネット銀行も含めた様々な金融機関の中からお客様がより好条件で融資を受けられる借入先をご紹介しております。

 

特に宮城・福島の金融機関とは過去の実績を重ねており、仲介会社として信頼いただいているうえでのご紹介となります。
自分に合った金融機関をお探しの方は、まずは弊社の個別相談にお越しください。

 

 

個別相談のお申込みはこちらから